15年のときを経て、4度目の挑戦で大阪初の快挙となる世界遺産登録となる大阪・堺市の仁徳天皇陵を含む、「百舌鳥・古市古墳群」が、2019年・夏に世界文化遺産に登録されることになりました。

 

そもそも、世界遺産とは?世界遺産に登録する方法や、登録された後のメリットとデメリットはないの?意外と知っているようで知らない世界遺産について小学生にもわかるように簡単に説明していきたいと思います。

 

最後までお付き合いくださいね。

世界遺産とは?わかりやすく簡単に説明!

世界遺産 富士山

                   引用元:https://www.travelbook.co.jp/topic/18613

現在、日本には18件の文化遺産と4件の自然遺産がありますが、世界遺産にも種類があるの?と、疑問が湧いてきますよね。さっそく、世界遺産とは?わかりやすく簡単に説明していきますね。

 

世界遺産とは、

 

”世界中の人たちの守るべき宝物”

 

で、その世界遺産にも種類があり、文化遺産・自然遺産・複合遺産の三種類があります。一つずつ説明していきますね。

  • 文化遺産・記念物や建物、遺跡などが文化遺産となります。世界的に有名な文化遺産といえば、エジプトにあるクフ王のピラミッドですね。日本の文化遺産で代表的なものといえば、やはり富士山が挙げられますね。

 

  • 自然遺産・美しい風景や特徴的な地形と、貴重な動植物の生息地などが自然遺産になります。世界的に有名な自然遺産といえば、アメリカ合衆国にある、グランドキャニオン国立公園が挙げられます。長い年月をかけてできた深い谷が約450キロに渡って続いています。日本の自然遺産で有名なのは屋久島が挙げられますね。

 

  • 複合遺産・文化遺産と自然遺産の両方の価値があるものです。世界的に有名な複合遺産といえば、オーストラリアのウルルーカタ・ジュタ国立公園にある、高さ868メートル、周囲9.4キロメートルの世界最大級の1枚岩があります。英語名で「エアーズロック」と言い、ほとんどの人が知っていますよね。残念ながら日本には複合遺産はありません。

 

世界遺産として登録されるには、その遺産の価値が認められ、将来にわたって守っていく仕組みが整っている事など条件があり厳しい審査を受けなければなりません。

 

「その審査は誰がやるんや?」

 

世界遺産に登録するかどうかの審査はUNESCO(ユネスコ)という国際連合の専門機関が行います。では、次の項目で世界遺産の登録方法を簡単に説明していきたいと思います。

世界遺産の登録方法を簡単に説明!

UNESCO ロゴマーク

                      引用元:https://omatully.com/matsuri/unesco-matsuri

まず、世界遺産の登録方法を簡単に説明する前に、世界遺産の審査を行うUNESCO(ユネスコ)ってどんな機関の説明をしますね。

 

『教育や文化の振興を通じて戦争の悲劇を繰り返さない』を理念に掲げ1946年11月4日に設立された教育と文化と科学を世界レベルで守ろうとする国際連合の専門機関です。

 

では、世界遺産の登録方法を簡単に説明していきますね。

 

遺産を世界遺産として登録したい国(政府)は、世界遺産条約を締結する必要があります。この世界遺産条約を締結していなければ、UNESCO(ユネスコ)の世界遺産センターに推薦遺産の審査を行ってもらうことができません。

 

世界遺産条約を締結した後、国(政府)は世界遺産登録を目指す世界遺産暫定リストを作成して、UNESCO世界遺産センターに提出します。暫定リストに登録された遺産の中から条件が最も整っている物を、世界遺産に登録してもらえるようUNESCO世界遺産センターに推薦します。

 

国(政府)から推薦書を受理したUNESCOは、世界遺産登録を目指す遺産の現地調査を専門機関へ依頼します。

 

「その専門機関ってどこやねん」

 

世界遺産登録を目指す国にとっては、ええ加減な調査されると困りますよね。世界遺産の審査を行う専門機関は、文化遺産と自然遺産とで異なります。

 

まず、文化遺産の審査を行う専門機関は、ICOMOS(国際記念物遺跡会議)という専門機関で世界の歴史的な記念物・建造物、および遺跡の保存に関わる専門家の非政府組織であり、ユネスコの記念物および遺跡の保護に関する機関で、自然遺産の審査を行う専門機関は、IUCN(国際自然保護連合)という専門機関で、国際的な自然保護団体で国家、政府機関、NGOなどを会員とし1948年に創設された機関がそれぞれ行います。

 

依頼を受けた専門機関は、世界遺産登録を目指す遺産の現地調査を行い、調査結果をユネスコ世界遺産センターへ報告をします。各専門機関から調査結果を受け、最終的に毎年開催される世界遺産委員会で世界遺産リストへ登録するかどうかの審査が行われ、審査を無事通過すれば晴れて世界遺産登録となります。

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世界遺産のメリットとデメリットを簡単に説明!

晴れて世界遺産に登録されると UNESCOから補助金など貰えるの?などといった疑問が湧いてきますよね。国(政府)や遺産のある自治体が世界遺産登録を目指すからには、補助金などのメリットがあるからと想う人もいてるでしょう。

 

では、これから晴れて世界遺産になった後のメリットとデメリットについて簡単に説明していきたいと思います。世界遺産登録の1番のメリットはズバリ、

 

”経済効果”

 

ですね。

 

世界遺産ということで、地名度が一気に上がります。そのため、観光客が多く訪れ地域の活性化が期待できます。それともう一つ登録前後の活動で、地域住民の連帯感が強くなり、豊かな地域づくりが期待できます。

 

が、

 

” UNESCOから補助金は一切もらえない”

 

反対にデメリットは、観光地化された事により観光客が多く集まりますよね。そのため、ゴミ問題や、周辺道路の渋滞など地域住民の方の生活に支障が出るといったことが挙げられます。商業優先の観光地化で景観の変化で遺産自体の価値が下がる恐れもデメリットになります。

 

実際に商業優先の観光地化になったために、世界遺産登録を抹消された遺産もあります。

 

僕自身、ずっと行きたかった白川郷に友人とバイクで行く機会があり、すごく感動したのですが観光地化のための開発が進められていて、白川郷に似合わない重機が多く稼働していた景色はすごく残念に感じました。世界遺産の本来の目的を忘れて欲しくないと強く感じました。

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世界遺産とは?登録方法やメリットとデメリットなど簡単に説明のまとめ!

世界遺産について、簡単に説明してきました。最後にもう一度簡単にまとめておきますね。

 

  • 世界遺産とは世界中の人々の宝物。

 

  • 文化遺産・自然遺産・複合遺産の三種類がある。

 

  • 世界遺産登録は、 UNESCO(ユネスコ)という専門機関が行う。

 

  • 遺産の現地調査は、ICOMOS(文化遺産)・IUCN(自然遺産)が行う。

 

  • メリットは、観光客増加による、経済効果・地域活性化が期待できる。

 

  • デメリットは、観光地化による景観の変化による遺産の価値の低下・地域住民の生活に支障が出る。

 

  • 商業優先に走ると、世界遺産登録の抹消もある。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。