
東京オリンピックの正式種目に追加となったサーフィン競技。競技人口が昔と比べて増えたとはいえサーフィン大国のオーストラリアなど欧米諸国に比べると、まだまだ日本ではマイナーなスポーツですが、東京オリンピックで金メダルを獲得ともなると、サーフィンの大会の賞金なども跳ね上がり、多くのちびっ子たちがプロサーファーを目指しやすい環境になるとも考えられます。
そんな、未来のプロサーファーを目指すちびっ子たちのために、東京オリンピックのサーフィン競技の日本代表候補は誰なのか?気になるところですが日本代表候補に2人の逆輸入選手に注目が集まっています。
その二人の逆輸入選手というのが、五十嵐カノア・前田マヒナの2人。今回は2人がどんな選手なのか?また戦績などメダル獲得に期待のかかる、日本代表候補の逆輸入選手についてまとめてみたいと思います。
最後までお付き合いくださいね。
目次
大注目の逆輸入選手が東京オリンピックサーフィンの日本代表候補に!
引用元:https://www.sankei.com/tokyo2020/photos/190529/tko…
JPSA(日本サーフィン連盟)では、東京オリンピックサーフィン競技でのメダル獲得に向けて、世界で通用するサーファーを育成することを目的に強化指定選手を選抜し、定期的に強化合宿を行い個々の技術向上やメンタル向上などに取り組んでいます。
日本代表選手の候補となる強化指定選手は、2019年度は75名選出され2018年度の82名より若干絞られています。その中でも特に日本代表選手の最有力なのが2人の逆輸入選手が大注目を集めています。
1人は最近TVのCMでも見かけるので、ご存知の方もいるかと思います。
「そんなCM知らんぞっ」
まじっすか?
詳しくみていきましょう。
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大注目のサーフィンの日本代表候補の逆輸入選手『五十嵐カノア』
https://youtu.be/JDwhbBfylsM
見たことありますよね?このCMでキャッシュレスの波に乗っているのが、サーフィンの日本代表選手の候補となる大注目の逆輸入選手の五十嵐カノアです。
おそらくほとんどの人が逆輸入ってどういうことやねん?と不思議に思ってると思うので説明していきますね。
まず、五十嵐カノアの両親は共に日本人で、日本でプロサーファーとして活躍していましたが、1995年にアメリカ・カリフォルニア州の移住。2年後の1997年にカノアが誕生します。父親のサーフィンする姿を見て育ち、3歳からサーフィンを始めメキメキと頭角を現し、若干12歳でアマチュア全米王者となります。
16歳からCTに本格的に参戦して2017・2018年とUSオープンを連覇するなど若手のホープとして注目を集めています。アメリカ国籍と日本国籍2つの国籍を持つ五十嵐カノアは2018年CTにアメリカ人としてではなく日本人として出場することを決意し、”波乗りジャパン”の強化指定選手になることを選びました。
「CTってなんやねん?教えろやっ」
CTっていうのは、WCT(ワールド・チャンピオンシップ・ツアー)の略で、世界のトップサーファー34人しか出場することのできない世界最高峰のサーフィンの世界大会のことです。WCTに出場するためにはWQS(ワールド・クォリファイ・シリーズ)で、トップ10に入らなければならない狭き門なのです。(前年のWCTランクトップ22+WQSランクのトップ10+WSL選出枠2名)
クォリファイとは予選という意味です。わかりやすくサッカーで例えると、WCTがワールドカップの本線でWQSが各大陸の予選と思ってもらえればわかりやすいかと思います。未だかつてWCTに出場した日本人選手はおらず、五十嵐カノアが日本人で初めてWCT出場という快挙を成し遂げました。このニュースに、日本人サーファーは歓喜に沸きましたね。
そう、サッカー日本代表がワールドカップの本線出場を果たした時のように!
その時の、サーファーの顔はおそらくこんな顔してたと思いますよ。
引用元:https://blog.kaerucloud.com/entry/mangatarou/
ビキニを着たサーファーガールも、五十嵐カノアのCT入りのニュース聞いたときはこんな顔してたはずです。おっぱいポロリしながら(笑)
「おいおい、ホンマかいな?」
”いやっ、知らんけど”
「知らんのかいっ」
日本人初のCT入りを果たした五十嵐カノアは、東京オリンピックサーフィンの日本代表候補の最有力選手で、アメリカ・カリフォルニアで、鍛えられたサーフィンを武器に日本代表を目指す注目の逆輸入選手ですね。
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大注目のサーフィンの日本代表候補の逆輸入選手『前田マヒナ』
引用元:https://fineplay.me/surf/8571/
カッコイイですよね、巨大な波に果敢に攻める姿はサーファーでなくとも”おおぉー”ってなりますよね。そんなカッコいいサーファー日本代表候補の逆輸入選手前田マヒナについて説明していきたいと思います。
両親共に日本人で、30年前にサーフィンの為に移住した両親の影響で4歳からサーフィンを始める。16歳の時に、2014年世界ジュニア選手権U-16で優勝しています。2015年のWQSの開幕戦で優勝を飾り、最終ランキングで11位になるなど注目を集めていますね。
日本人の両親の元ハワイで育ち、アメリカ代表で世界ジュニア選手権での、優勝も経験しています。
2018年に前田マヒナは、アメリカから日本に帰属を決意しますが決断が遅すぎた為2018年の強化指定選手に選ばれていません。しかし、同年9月にモロッコのカサブランカで開催されたWQSで優勝し、10月に宮崎県の日向市で開催されたWQSで3位に入るなど注目を集めています。2018年の世界ランキングは14位で日本人最高位ですね。
サーフィン日本代表候補の注目の逆輸入選手のまとめ!
引用元:http://www.nsa-surf.org/certified2018/
日本でのサーフィンの認知度は、野球など他の競技に比べるとまだまだ認知度が低いですが、東京オリンピックで正式種目になり世界各国のトップサーファーたちが、日本に集いオリンピックの舞台で世界一の座をかけ、激闘を繰り広げられます。
サーフィンの魅力を広める絶好の機会で、アメリカやオーストラリアといったサーフィン強豪国相手に、日本代表選手はどんな戦いを見せ感動を与えてくれるのか、今から非常に楽しみですね。
82名の日本代表候補の強化選手の中で、特に注目したい選手は2人の逆輸入選手をまとめると、
■五十嵐カノア
■前田マヒナ
海外育ちの日本人がオリンピックという夢舞台で、どのようなドラマを生み出し感動を与えてくれるのか、そしてメダルの期待も背負い波乗ジャパンにメダルをもたらして欲しいですね。
まだ、日本代表選手に決まったわけではないですが、非常に注目度の高い選手なので是非覚えておいてくださいね。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。