お盆休み真っ只中で多くの観光客や帰省客などで賑わっているはずの、高速道路のサービスエリアで大きな問題が起きていますね。東北道の佐野サービスエリア(上り線)は閑散としていて、とてもお盆休みとは思えないほどです。

 

その理由は佐野サービスエリアで働く従業員達が起こした、前代未聞のストライキ。

 

運営会社の『ケイセイ・フーズ』は代替え職員を使い、一部では営業を再開していますが、なぜここまで世間を巻き込み大きな騒動になったのか?従業員達がストライキを起こすまでに至った経緯や佐野サービスエリアの今後について簡単にまとめてみました。

 

最後までお付き合いくださいね。

 

佐野SAの従業員達によるストライキの原因は?

佐野SA ストライキ 原因

                引用元:https://ameblo.jp/tanosan-kitakyusyu/entry-1250885…

年間利用数が約170万人で東北道の上り線で利用客数2位を誇る佐野サービスエリアが、閑古鳥が泣くほどの状況になったのは、ベテラン従業員達によるストライキですが、その原因となったのが、総務部長に昨年5月に着任した加藤正樹氏が、運営会社『ケイセイ・フーズ』を不当解雇されたことが事の発端なんですね。

 

とはいえ、解雇されただけで世間を巻き込んでのストライキを起こすのは、サービス業として如何なものかと個人的には思いますが、もう少し掘り下げてみましょう。

 

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佐野SAはエアコンのない灼熱職場!

佐野SA 灼熱地獄

               引用元:http://www.neo-senzai-ishiki.com/wp/archives/1387

総務部長の加藤正樹氏の不当解雇を発端とした、佐野SAのストライキ問題。ここまで従業員達の心を掴んでいるのには理由があるんですね。その理由というのが、エアコンのない灼熱職場の環境を改善しようとした事なんですね。

 

佐野SAは30代〜80代の方が働いていますが、その多くが60歳以上の高齢者だそうです。昨今の地球温暖化による気温上昇で35度を超える猛暑日が多い中、風も通らない、エアコンもない室内でラーメンなどを作るとなると蒸気や湯気で調理場は常に40度以上になっていたそうです。場所によっては50度を超えるところも!

 

こんな環境下では死人が出てしまうと感じた加藤氏は、総支配人T氏に対して環境改善の要望を出していたそうです。

 

が、しかし

 

「従業員を甘やかせるだけだ」

 

と、エアコンが設置されることはなかったそうです。

 

事情を知った、加藤氏は「ケイセイ・フーズ」の社長、岸敏夫氏に直接陳情を申し入れをし初期費用の安い銀行のリースならエアコン設置の約束を取り付けました。

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佐野SA従業員たちを襲った予期せぬ出来事!

佐野SA ストライキ 会議

                    引用元:https://bunshun.jp/articles/-/13566

6月20日に経営会議が開かれ社長本人から思いもよらない言葉が、

 

「新規融資が凍結されている」

 

この言葉により、加藤氏と経理担当者は『ケイセイフーズは経営危機である』と認識。すでに決まっていた7000万の融資も停止され、会社は定期を切り崩したり、支払いを延期したり対策をしていることなど、事情を従業員達に説明し今年はエアコンなしで乗り切ろうと説得するも佐野SAの従業員達を予期せぬ出来事が襲います。

 

総支配人T氏による緊急性のかける個人的な支出があったそうで、その額なんと、800万円それだけでなく、従業員に対してパワハラも繰り返していたそうです。

 

加藤氏はマネージャークラス以上約20人の署名を集め、T氏の退任を要求しT氏は退職しますが、すぐに社長の岸敏夫氏による撤回の申し入れがあったそうです。

 

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佐野SA従業員達がストライキへ!

『ケイセイフーズ』の経営陣に不信感を抱いていた従業員達ですが、労働組合を通して要望書に自分たちの要求が通らなければ、7月下旬にストライキを起こすと明記し、要求書を提出してエアコン設置を勝ち取りました。

 

常に40度以上、場所によっては50度以上あった職場は、30度まで下がり従業員達はみんな喜びを分かち合っていました。

 

自分たちのことを第一に考え、経営陣と戦う加藤氏の姿に感銘を受けたのですが、この直後に加藤氏は不当解雇され、この不当解雇に怒りを覚えた従業員達は、総務部長着任1年の加藤氏を救うべく真夏のストライキへ突入していきました。

まとめ

佐野SAは東北道の利用客数2位のSAで多くの人が利用されるので、早い段階での営業の完全再開が待たれますね。『ケイセイフーズ』の経営陣の撤退がストライキをやめる条件とされていますが、お客様第一のサービス業であるので1日も早い問題の円満解決を望みます。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。