連日の新型肺炎のニュースばかりで、気分が沈みがちですがネットでの話題といえば、東京オリンピック(五輪)の中止を予言してた漫画の話題で持ちきりです。(まだ、正式に中止となったわけではないですが)

 

これだけ感染が広がり、経済にも影響が出ていて、東京オリンピックどころではないという意見もチラホラ聞かれます。

 

38年前の漫画で、大塚克洋氏が作者の『アキラ/AKIRA』で、2020年に東京オリンピックが開催されることが決定した時もAKIRAが東京オリンピックを予言したと話題になり、今回、新型肺炎の騒動の終焉が見えないことから中止の噂も出てきており漫画では、ウィルスにより中止になっており、現代のノストラダムスと言われています。

 

このような、予言の噂には真相があると思いますし、何か我々現代人に重要なメッセージがあるのではと感じたので、まとめて見たいと思います。

 

東京五輪中止の予言に隠されたメッセージとは?

いきなり核心に迫りますが、漫画『AKIRA/アキラ』による、東京五輪中止という予言にどのような重要なメッセージが隠されているのか、これは完全に僕個人の見解ですが、世界恐慌を引き起こしかねない未知の病原体に負けるなというメッセージなんじゃないのかと感じています。

 

病原体だけではなく、これまで幾度となく出口の見えない光の刺さない暗いトンネルのような出来事に直面しながらも立ち直ってきたのですから、今回の出来事に対しても必ず終わりは来るのだから、光は必ず刺すのだから下ばかり向いてないで前を向いて歩いて行こうというメッセージと捉えています。

 

一体、どういうことだい?

 

解説していきますね。

 

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『AKIRA/アキラ』とはどんな漫画?

そもそも、アキラってどんな漫画なのか説明しますね。

 

『週刊ヤングマガジン』で連載されていた漫画で、作者は大塚克洋氏で、1982年12月20日号より連載が開始されていたSF漫画で、舞台は2019年のネオ東京。若い人にはエバンゲリオンの方がしっくり来るかも!

 

1982年に東京で新型爆弾が爆発し、これが引き金となり第3次世界大戦が勃発、凄まじい爆発で巨大なクレーターができ、大半が水没した東京は戦争が終わると、『ネオ東京』として復興の道を歩み出し、アキラという凄まじい超能力をもつ子供をめぐり争いが繰り広げれていく物語。

AKIRA/アキラの予言とは?

アキラの世界観では、第3次世界大戦後の復興というのも気になるのですが、東日本大震災をさして、未だ復興がままならない状況を示唆しているように感じます。

 

気になる予言は、アキラの舞台が2019年で、翌年が2020年に東京オリンピックが開かれるという点で、2013年に決定された東京オリンピック2020の開催年までも同じだったことから、AKIRA/アキラの予言と言われた理由ですね。

 

アキラの作中で、「開催まであと147日」と描かれた看板の横に、「中止だ中止」の落書きに加えて「粉砕」という落書きもある。

 

現実世界での五輪開催147日前はいつなのかと言うと、2月28日。

 

何があった日かと言うと、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で、妖精の確認された人が700人を超え、WHO(世界保健機構)が世界的に大流行する危険度を最高レベルに引き上げた日なのです。この日を境にオリンピックなんてやってる場合じゃないだろうの声が上がってきています。

 

とはいえ、本当に予言していたのか?たまたまだったんじゃないのかとの声も聞こえますが、アキラの世界がなぜ2019年だったのか、なぜ翌年に東京オリンピックなのか、そのことを掘り下げれば予言の真相も見えてきます。

 

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東京五輪中止の予言の真相は?

しかし、38年前の漫画でここまで一致していれば、予言が的中したと想うひとが沢山いても納得ですが、少し冷静に掘り下げてみれば予言の真相も見えてきます。

 

作者である大塚克洋氏はい、以前このようなコメントをしていました。

 

アキラの世界観は『昭和の自分の記録』で、戦争があって、敗戦をして、政治の色々な動きがあって、そして東京オリンピックがあり、万博があって、僕にとっての昭和のイメージが大きい

 

なぜ、アキラの世界観が2019年なのか、漫画の連載がスタートした1982年は終戦から37年後で、そのさらに37年後が、2019年になるので、アキラの世界観は2019から2020を描いているとのことなのですが、作者の大塚克洋氏は単なる偶然とおっしゃっています。

予言の真相はAKIRA=昭和の世界観!

このように、考えると予言の真相も見えてくるかと思います。

 

今でこそオリンピックは日本人繁栄の象徴のように思われていますが、1964年の東京オリンピックは権力者が歴史を上書きするのと同じで、開催直前までそれほど盛り上がらず、復興などもっと他に金を使うべきだと反対の声も多数あったとか。

 

作者の大塚克洋氏は1954年生まれでそんなカオスな五輪ムードを体験しており、それがAKIRAの作中の「中止だ中止」に現れています。

 

未知の病原体も然り、1964年1月に「清潔なオリンピック」を掲げた厚生省は伝染病などの予防接種など対策を打ち出しましたが、6月には集団赤痢が発生。オリンピック開催直前の8月には外国人がコレラで死亡しており、現実の昭和の世界でも1986年に今回のパニックにも通じる社会パニックが起きています。

 

そう、エイズが流行り社会パニックになりましたね。当時、エイズは不治の病とも言われていた記憶があります。様々な憶測、風評が飛び交い、不安からノイローゼになり自殺する人まで現れ大混乱を招いていました。

 

つまりは、アキラの予言の正体は、60年代から80年代にかけて日本が抱えてきた社会問題をSF風にリメイクしたものなんですね。