北朝鮮が5月4日に日本海上で、またしても軍事訓練として『飛翔体』発射しました。飛翔体とは言い換えればミサイルのことで今回のみならず、これまで幾度も飛翔体を発射してきて、日本のみならず世界を驚かせてきました。

 

記憶に残ってる飛翔体(ミサイル)は、大陸間弾道ミサイルのテポドンがあります。詳しくはここでは割愛しますが、ニュースで北朝鮮が飛翔体を発射しましたと流れるたびに、戦争までに発達するのだろうか?と恐怖を覚えます。

 

無闇やたらと飛翔体を発射したり、全世界を敵に回すような発言をしたり、国連の勧告を無視して核兵器を開発したりと近いけど遠い隣国の北朝鮮が何故この様な国になってしまったのでしょうか?そして何のために飛翔体を発射して全世界を敵に回すような事をするのか?

 

北朝鮮がここまでして飛翔体を発射する理由について、歴史的経緯からわかりやすく説明して行きたいと思います。最後までお付き合い頂ければと思います。

北朝鮮が飛翔体を発射する理由は?

北朝鮮が金正恩(キムジョンウン)体制になってから、やたらと飛翔体を発射しているように感じますが、その理由として軍事兵器を他国に売りたいためのアピールです。

 

「なんか、映画みたいな話やな」

 

いや、本当に武器売買なんて、映画の中だけの話かと思ってましたが現実にあるんですね。一体どういうことなのかというと、まずは朝鮮半島の歴史について知る必要があります。

歴史的経緯からわかりやすく説明!

朝鮮半島 分断

                      引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/292986/2/

北朝鮮と韓国と聞いてまず疑問に思うのが、同じ言葉(ハングル文字)を使っているのに、国が違うのか?一つの半島なのに(朝鮮半島)北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)と韓国(大韓民国)とに分断したのか?

 

その理由は歴史的経緯を見れば見えてきます。

 

まず、北朝鮮という国を知るためには、朝鮮半島が北と南に別れて北朝鮮と韓国とに別れている理由について知る必要があります。

 

では、わかりやすく説明していきますね。

 

第2次世界大戦・太平洋戦争の末期のことがことの始まりで、ソ連はそれまで日本との間で、不可侵条約を結んでいたためにの日本とは戦争状態にはありませんでした。

 

が、しかし

 

ソ連がいきなり、これを破棄して日本に宣戦布告してきました。それまで日本の領土であった満州から朝鮮半島の北部までを攻撃され始め、裏切り行為をしたソ連に朝鮮半島の北部までを侵略されました。日本が朝鮮半島の領有権を完全に失った後は、北緯38度線より北をソ連、南をアメリカが軍政統治することになりました。

 

で、アメリカとソ連が朝鮮半島を、1つの政府(国)で統治しようと話し合いをするものの全く折り合いがつかず、決裂してしまいます。

 

まぁそりゃそうでしょうね。世界は俺が回してんだぜ?的な国同士が話し合っても決裂するのは目に見えてます。

 

その結果まずはアメリカ側が、1948年8月に李承晩(イ・スンマン)をトップに据えた政権(大韓民国)を樹立。これに対抗する形でソ連側が金日成(キム・イルソン)をトップに据えた政権(朝鮮民主主義共和国)を樹立しました。

 

もうちょっと、わかりやすく説明すると、

 

アメリカとソ連の喧嘩のせいで朝鮮半島は南北に分断され、北朝鮮と韓国という国が生まれたのです。

 

スポンサーリンク

金日成(キムイルソン)とはどのような人物?

金日成

                   引用元:https://dailynk.jp/archives/47768

ソ連の裏切り行為に端を発した朝鮮半島の南北分断により、誕生した北朝鮮のトップになった金日成(キムイルソン)とはどのような人物なのか?簡単に説明していきますね。

 

北朝鮮のトップとなった当初はそれほど絶大な支持を得ていたわけではありませんでした。早い話が暫定的に指導者としての立場についていただけでした。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)を建国した後は、韓国側の激しい反共政策を行いそれにより北部へ逃れてきた共産主義勢力と合流し朝鮮労働党を結党します。

 

朝鮮労働党を結党した金日成の意識は、韓国との朝鮮半島の覇権争いに向いていて、朝鮮の統一を掲げて1950年6月に南部に侵攻し朝鮮戦争が勃発。

 

その後、1953年に休戦調停が結ばれることになり、戦後処理において金日成は自身と敵対する党内派閥を粛正し金日成を崇拝する勢力だけを残すことに成功します。つまり金日成とはどのような人物なのか一言で言うと、朝鮮半島における資本主義勢力との戦乱の時代を生き抜いてきた正に、

 

英雄(ヒーロ)

 

と言うことです。

スポンサーリンク

北朝鮮が飛翔体を発射するのは韓国との格差が原因?

北朝鮮 飛翔体

                   引用元:https://jp.reuters.com/article/north-korea-frill-i…

これまで幾度となく、飛翔体を発射してきた北朝鮮ですが発射する理由として、韓国との広がる格差が原因ではないか?との見方もできます。どう言うことなのか説明していきたいと思います。

 

朝鮮戦争の後の戦後処理で、徹底的に敵対勢力を排除し独裁政権を築いた金日成(キムイルソン)体制でしたが、やはり戦争の疲弊は相当激しく、特に目立った産業もなく、非常に貧しい状態で社会主義国の支援でなんとか凌いで国家を存亡させている状態でした。

 

しかし、貧しいのは北朝鮮だけでなく、韓国も同様でむしろ北朝鮮よりも悲惨な状態でした。

 

「韓国との格差なんか無いじゃないか」

 

慌てないでくださいw

 

1963年に韓国側が朴正照(パク・チョン日)大統領が、日本との間で『日韓基本条約』を締結したことが、きっかけで国家予算の3倍にも登る補償金を獲得して、経済を立て直して北朝鮮よりも豊かになり、その差が現在でも北朝鮮と韓国の経済的な格差に繋がっています。

 

「日韓基本条約ってなんやねん?」

 

ですよねw

 

わかりやすく説明するために、ペディ先生にお願いしますね。

 

日本が朝鮮半島に残したインフラ・資産・権利を放棄・当時の韓国国家予算の2年分以上の資金提供することで、日韓国交樹立、日本の韓国に対する経済協力、両国間の請求権の完全かつ最終的な解決、それらに基づく日韓関係正常化などが取り決められた。韓国は日本からの受けた請求権資金・援助金で浦項総合製鉄昭陽江ダム京釜高速道路漢江鉄橋嶺東火力発電所などが建設されて経済発展した[1] 。韓国政府は日韓基本条約によって日本から受けた資金5億ドル(当時)に含まれた個人への補償金であった無償援助3億ドル分含めて経済発展資金に回したことが発覚して2014年に裁判になったが[2]、日韓請求権協定で受け取った資金を産業育成やインフラ整備など他の目的に使用したことについて「法律に沿うもので違法行為とは見ることはできない」などの理由で原告は棄却や敗訴している[3][4]。逆に韓国政府や裁判所の日韓基本条約で解決との立場を変えた判決が、2012年や2018年に韓国の最高裁から出されている[5][6][7][8]。請求権協定の第1条において、無償3億ドルに等しい価値を有する「日本国の生産物及び日本人の役務」によって供与すると定められている。

                       引用元:Wikipedia

 

アメリカとソ連の冷戦も末期になってくると、世界各地で社会主義経済が崩壊していきます。ソ連が樹立させた北朝鮮の経済もやはり行き詰まりを見せ始め、1991年のソ連の崩壊で北朝鮮の経済は完全に崩壊してしまい、孤立無援の状態に陥りました。

 

韓国との格差が広がりを見せ始めると北朝鮮は焦り始めます。

 

完全に崩壊してしまった経済を、なんとかしないといけないと思った北朝鮮は国交が断絶していた西側諸国との国交を復活させ、支援を受けようとします。そうして得られた資金援助の資金は貧困に苦しむ国民のためではなく、なんと核兵器の開発といった軍事力の拡張のために使われました。

 

その核兵器の開発を、独自の産業として確立させる狙いもあるのではないかと言う意見もあります。どう言うことなのかと言うと、飛翔体(核ミサイル)を保有することで国防を強化するだけでなく、それらをたくさん作り(量産)して売ることで儲けようとしているわけです。つまりは軍事兵器を売ることで経済を立て直そうとしているわけですね。

 

飛翔体(ミサイル)の発射は、国際世論への威嚇という意味合いもありますが、

 

俺たちの作った軍事兵器は凄いぜ?

 

商品としてのアピールする狙いで発射しているわけですね。

スポンサーリンク

 

まとめ

以上を簡単にまとめますね。

 

  • 北朝鮮とは、第2次世界大戦後、冷戦の発端として生まれた国である。

 

  • 初代トップの金日成は敵対勢力を排除し独裁政権を開始。

 

  • ソ連の崩壊で韓国との格差が広がる。

 

  • 資金援助を受け核兵器を開発。

 

  • 軍事産業を北朝鮮の産業として確立させようとしている。

 

簡単にまとめてみましたが、そもそもアメリカとソ連との仲がよければ、北朝鮮と韓国という国が出来ていなかったかもしれません。朝鮮半島が南北に断裂していなかったかもしれません。

 

南北での格差も無かったかもしれないし、核兵器の開発をする理由なども無かったでしょう。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。